緊急災害システム

このところ雪で交通網の遮断や建築物の崩落倒壊の危険が高まっている。

それに加えて、一時的に食糧確保や日常生活用品の確保が滞っている。

その事態に対処する時に、この完全管理法ではどのような形になるのか考えてみた。

 

問題になっているのは、自宅から動けない状態にどう対処すべきかだ。

雪に対しては除雪車の稼動が求められ、雪かきなどの作業によって道路や駐車場の整備が必要だ。

もちろん大雨による洪水などの水害や土砂崩れなどで道路が遮断されてしまう場合にも有効になる方法。

作業できる人は一時的に当日の勤務を休止し、その作業にあたってもらう方法しかないだろう。

その場合の給与確保において、企業に負担がかかる状態を避けるために、前もって作業可能の人員には連絡をして、その日は作業にあててもらい、その分の作業手当てを道路整備作業分として企業から銀行へ請求して不足が無いようにしたらどうだろうか。

作業優先として、その作業に加われない身体的な理由がある者はそのまま会社内の仕事を行なってもらうことになる。

それは医師の診断による作業員の選別判断で決められなければならない。

 

また、流通がスムーズに流れない品不足の問題では、時期的に解っている冬季については、食料や日用品の最低1ヶ月分の確保ができる余裕が必要だと思われる。

更には、光熱費においては、冬には増大することが判っている。

つまり、最低賃金の最低1ヶ月分以上の上乗せが必要になってくる。

今までは、ボーナスという形で支給されていたのだが、当然ボーナスが無い人や額の少ない人がいるわけで、各個人に負担がかかっているという明らかな現状がある。

企業ではその条件に適合するよう努めなければならない。

適合できない場合は、企業に対する改善システムで改善する必要が出てくる。

その他の場合では、医師の指示に従ってその分の金額を支給してもらわなければならない。