お金という法律
お金イコール法律であることを理解しなければならないと考えます。
お金を使うということは、決められた契約あるいは規約で経済を動かし、生活をするということです。
きちっとしたシステムというレールに乗って、お金が流通するのであれば、それは安定を生み精神的な安心を齎します。
そして、人間は健康を維持することができるのです。
病は気からという言葉があるとおり、不安は心も体も生活も崩していきます。
安心は支えがあるということだと考えて下さい。
だからこそ文明社会において、お金は重要な要素の1つなのです。
どんな状態に置かれても、これさえあれば何とかなるという支えが必要です。
すべてのことに対して、物が作れている以上お金は支えであると言えます。
法律の無いところにお金は必要ありません。
法律や決められた一定基準の価値を持っている商品や物件あるいは企画に対して、お金が動くわけで、無法地帯ではお金に価値が無くなっていくのです。
無法地帯では、物の奪い合いで生活をしていくことになるので、その価値や流通システムや製造技術などは一切関係が無いのです。
その世界では、すべてのものが収縮していきます。
そして、身体や精神においても支えの無い不安が齎す疑心暗鬼と攻撃性だけが増大し、最終的にはすべてが無くなってしまうのです。
この国は法律の国であり、それを認める人が法律に則った基準でお金を流通させて生活が成り立っています。
医師は、患者の精神と生活の安定を図り、治療に専念させる立場にあると思います。
でなければ、治療をする意味が無いのです。
人間を取り巻く環境すべてが人間の状態に繋がっています。
だからこそ、医療従事者を中心としたこの完全管理法は、有効な手立てだと考えます。